愛媛県の宇和島市はマダイの養殖の日本一。しかしそのタイの仕入れ値は高騰しているという。取引価格は四年前の1.7倍に。ここまで上がった理由はエサの高騰。天然のイワシや海老や穀物などを独自配合してエサを作っている。しかしここ数年の原油高や円安や物価高も相まってにっちもさっちもいかなくなってしまった。そんな水産業界の悩みを解決しようと愛媛大学へ。社員がやってきたのは愛媛大学の研究室でそこにはミールワームが。飼育動物のエサとして使用される。このビジネスを発案したのは写真事業に携わる平井。ミールワームの飼育装置を開発し大量生産で安価な販売を目指す。寝床づくりから水やりまで自動で行っている。以前から昆虫をエサにする研究をすすめていた愛媛大学。ビジネス化したいと他社からもオファーがあった印刷が培った量産技術やノウハウに期待したという。立ち上げた4年、加工したミールワームをエサにし、市場を取りに行くことを狙っている。さらに大阪・関西万博でも社員が奮闘している。メインパビリオンの一つで企画・制作を行っている。
住所: 東京都新宿区市谷加賀町1-1-1
URL: http://www.dnp.co.jp/
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