気象予報士・川原浩揮がスタジオで解説。お盆の時期に、トリプル台風が同時に発生する可能性。今日、東北地方に上陸した台風5号の最新情報。以前大きな被害が出たのが2016年の台風10号。今回と同じく上陸場所が岩手・大船渡市付近で、非常にルートが似ている。今回は同じ場所で長く雨が降るというのが今回の大きな注意点。上陸前から雨が強まっていた太平洋側で、非常に強く雨が降り続いている。岩手・久慈市下戸鎖の24時間の最大値は368.5mmと観測史上1位の雨、平年の8月の2カ月分の雨が1日で降ったことになる。日本海側、太平洋側でも引き続き強い雨が降る予想。北海道・松前町南側、秋田県と青森県との県境辺り、秋田市から岩手・盛岡市にかけての中部のエリア、山形県遊佐町や酒田市辺りにも活発な雨雲がかかる予想。台風5号の後ろに6号が発生し、日本の南側に間もなく台風になるとみられる熱帯低気圧がある。最新の予想で関東直撃の恐れが出てきた。13日午後3時までに台風に変わる見込み。関東のエリアに16日から17日の2日間のどこかで最接近または上陸の恐れが出てきた。