備蓄米の販売期間が延長される見通し。スーパーの米平均価格は最新の数字が上がっている。備蓄米の販売期間は原則今月末までとなっている。これは9月以降新米がでてきた時に新米の値崩れを防ぐためだったが、来月以降も備蓄米が販売される予定。随意契約の備蓄米について、申込みがあった約30万トンのうち、既に販売できたのは3割程度にとどまっているという。申請から備蓄米が届くまでに2か月かかったという販売店もあるという。このような事情から売り切れないのでキャンセルするという動きも出ているという。宇都宮大学の助教は政府が求めるスピードに実務が追いつかなかったと指摘。このようなことが販売期間を延長する理由だという。懸念される新米の値崩れについて、宮城大学の大泉名誉教授は極端な値崩れはおきないと政府が判断したのではと推察する。備蓄米を売り切った後に高騰する可能性があると指摘している。