東京都大田区にある日新電気の社長・奥山隆行さんを訪ねた。蒲田工業協同組合も務めている奥山さんに餃子のタレマシンを作ってもらおうと考えた。奥山さんはオファーを快諾してくれた。翌日、餃子のタレマシンのプロジェクトチームが結成されていた。外装・部品のプラスチック加工を担当するのは奥山さん、電気系統を担当するのが日本メンブレンの吉田さんと広瀬さん。ポンプが動く時間を調味料の量とする作戦。各調味料を出す秒数をプログラミングしていく。オファー3日目。イチから設計図を作る。6日後、超薄型の最新スイッチが完成し、基盤・ポンプをマシンに取り付けていき、初めて動作を確認する。その後、各社に戻って細かい修正作業を続けていく。オファーから11日後、黄金比のタレが出るかの最終チェックをする。味覚研究家の鈴木隆一さんの元にタレマシンを持っていき味を確認していただく。手作りのタレを96.3点とし、マシンは96.6点を獲得。餃子のタレマシンが完成した。総製作時間は約80時間。スタジオに餃子のタレマシンが登場。小杉が黄金比を確認した。
