物価高騰の波が食卓に欠かせない牛乳にも及んでいる。そんな中、牛乳よりも家計に優しい低脂肪乳が売り上げを伸ばしている。乳製品の価格は先月1日から2%~17%の値上げしている。低脂肪乳は生乳から脂肪分を一部取り除いているのが特徴で、ヒルママーケットプレイス大岡山店・池田店長は「すごく売れるようになった」などと述べた。売り上げ増加の理由について北海道大学農学研究院・清水池准教授は「低脂肪牛乳は普通の牛乳と比べるとよりあっさりしているので暑い時に好んで飲まれる」、「より安い牛乳のようなものとして低脂肪牛乳が今選ばれているのかなと思う」などと述べた。番組が同じメーカーの牛乳と低脂肪乳の価格差を調べたところ、低脂肪乳の方が1割~2割安いことが分かった。なぜ安く販売することができるのか、牛乳と低脂肪乳の製造会社を取材した。西武酪農乳業・小原専務取締役は「(脂肪を)生クリームやバターの付加価値の高いものに製品化できる」などと述べた。清水池准教授は「2009年や2010年にも低脂肪牛乳がとてもヒットした時期があり、その時も牛乳の価格が高くなった時期と重なっている」などと述べた。メーカー側は、今年は長引く暑さの影響で売り上げの伸びを予想している。
