岡田さんの会社では大あなごの一夜干しを作っている。干物にすることで旨味成分が凝縮され干物にした時に美味しいという。岡田さんが造る一夜干しは天女の羽衣と呼ばれるほど美しいという。味を決定づけるのは塩水への漬け込み。その塩水こそが一夜干しの美味しい秘密。當間はその漬ける水にうすい塩味だという新鮮なあなごは臭みが少ないために薄い塩水につけて味や風味を生かしている。塩分濃度はわずか0.5%。岡田さんが試行錯誤の末に見出した絶妙な割合。一晩塩水につけて乾燥させる。19度程度で乾燥させることで、程よく水分が抜けてプリプリになるという。また大あなごを素焼きでいただく。當間は味の感想にふわふわして美味しいと答えた。