佐渡ヶ嶽部屋に所属する力士のしこ名についている琴の文字。由来は香川県観音寺市にある琴弾八幡宮にある。源義経が源平合戦の勝利祈願を琴弾八幡宮で行ったことから勝負の神様として知られ、そこから琴の文字を冠したのが観音寺市で生まれ育った。佐渡ヶ嶽部屋の創設者、初代琴錦だった。きのう、琴勝峰とウクライナ出身の安青錦が対戦。見事突き落としで勝利し、13勝2敗の成績で初優勝を果たした琴勝峰。歓喜に包まれた地元を取材した。番組は千葉県柏市へ向かった。柏相撲少年団に入団した琴勝峰。大関の琴櫻は2歳年上の兄弟子。小学4年生から6年間指導した永井さんは「気持ちがすごい優しい子だった」などと述べた。心優しい性格を変えたのが父親の学さん。中学3年生で全国大会優勝。その後、角界入りし、25歳で迎えた今場所、柏市出身で初めての優勝力士となった。琴勝峰は「けがしないために前に出ようという意識が持てたのが良かった」などとコメントした。優勝パレードの旗手を務めたのは琴櫻。
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