アメリカのトランプ大統領がストローをプラスチック製に戻す大統領令に署名したことにアジアン野生生物保護団体が失望している。世界のごみ削減への取り組みを縮小する動きの一環で、世界中の海洋生物に影響を与えると見られている。バイデン前政権によるプラスチック製ストローの段階的廃止も撤回した。トランプ氏が長年標的にしてきた政策である。この決定を歓迎する人もいるという。大統領令はパリ協定からの離脱にも動いた。一方でタイの環境保護活動家は失望している。プラスチック汚染の国際的危機に対応する条約の締結に取り組む交渉担当者は合意に至らなかったとしている。使い捨ての文化と再利用の文化の対立がある。再利用をすすめなければならない。今日使われたプラスティックは分解に200年かかる。