今月25日、訪問先のハノイに到着し、タラップの上に姿をみせたマクロン大統領。突然、画面左から伸びてきた手が顎を強く押していた。カメラに気づいたのかフリーズし、それでも何事もなかったかのように笑顔で手をふるマクロン大統領。その直後に姿をみせたのは赤いジャケットの女性。顎を押したのは大統領の妻・ブリジットさん。大統領より24歳年上のブリジットさんはマクロン氏に演劇を教えていた元教師。2007年に結婚した。これまで2人は仲睦まじく腕を組んでタラップを降りる姿を見せていたが、この日はマクロン氏が腕を差し出しても無視しているよう。映像はSNSで拡散され。当初、大統領府はAI生成動画だと説明していたが、後に大統領が真実と認めた。マクロン大統領は「冗談を交わしていただけ。地球規模の大惨事のように扱われている」などと釈明。フランスメディアは大統領側近の話として「単なる夫婦のいさかい」としている。映像の2日後、インドネシアを訪れたマクロン大統領夫妻。腕を組んでタラップを降りてきた2人。喧嘩ではなかったのか、仲直りをしたのか、真相は藪の中。