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「大西卓哉のX」 のテレビ露出情報

宇宙実験ミッション当日、JAXA筑波宇宙センターの管制室では宇宙飛行士でISS船長の大西卓哉さんとのすり合わせが行われていた。今回の実験は無重力空間での細胞の変化を観察するもので、細胞を培養装置から顕微鏡に移しデータを取得するまでを30分以内に行わなければならない。メカニズムを解明すれば、宇宙での筋力の衰えや地上での筋萎縮の改善などに役立てられるという。実験の依頼者は金沢工業大学の曽我部正博教授だが、過去4回実験に挑戦し全て失敗に終わっているという。実験がスタートすると、まず大西さんが細胞を顕微鏡にセット。ここから地上職員がレンズの位置や倍率、ピントなど全操作を行う。データが取れそうな細胞を見つけるのは、「25mプールの中で1枚のコインを探すようなもの」だという。他にも電気系統やカメラを制御する専門職員がいれば、温度や湿度をコントロールする専門職員もいる。作業開始から20分が経過し顕微鏡で細胞は捉えたが、肝心の「観察」=細胞データの取得が始まらない。顕微鏡操作のエラーや細胞培養装置のマシントラブルが発生し、大西さんが修繕にあたった。このように機械を扱う工学や実験を行う生物学など広範囲の知識を頭に入れたうえで、大西さんは宇宙へ行っている。実験のタイムリミットが迫り緊迫感が漂うが、宇宙での時間は莫大な金に換算される。打ち上げ、機材、物資、人件費などから換算すると、宇宙飛行士の稼働は1時間につき約550万円。今回の実験では無事に細胞データが取得できたが、時間が1分オーバーし管制官が悔しさをにじませた。ISSでは他国のミッションに参加することもあるため、時間厳守は日本チームのプライドでもあった。ISSは老朽化から2030年に運用終了が決まっていて、日本の「きぼう」に残された時間はあと5年。今後は油井亀美也宇宙飛行士にバトンが引き継がれ、次なるミッションが始まろうとしている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月24日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルフラッシュNEWS
宇宙飛行士の大西卓哉は、「3連休初日は外出もせず、ISSで過ごした」などと投稿。大西は15日、アメリカのケネディ宇宙センターから飛び立ち、16日にISSにドッキングした。これから半年間、ISSの船長を務める。連休初日に食べていたのは、宇宙日本食。さばの味噌煮を食べたという。他にも掃除機をかけたり、運動をしたりして休日を過ごしたという。ISSでの様子を自身のX[…続きを読む]

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