きのうエンゼルス・大谷翔平がア・リーグMVP候補に選出。レンジャーズのシーガー、セミエンらとともにノミネートされた。大谷は今季、打者としては44本塁打を放ち日本人初となるホームラン王となり、投手としては10勝をあげ史上初の2年連続2ケタ勝利・2ケタ本塁打を成し遂げた。2度目のMVP受賞となれば日本人初の快挙となる。一方、ナ・リーグのメッツの千賀滉大は新人王候補に選出。ルーキー最多12勝をあげ防御率もリーグ2位の2.98と好成績を残した。新人王は日本時間来週火曜日、MVPは来週金曜日に発表される。さらにFAとなった大谷はエンゼルスと独占交渉期間が終了。きのうメジャー全30球団との交渉が解禁された。エンゼルス担当記者は、MLB史上最大のフリーエージェントだとのべ、来年は打撃に専念するが少なくとも10年総額5億ドル(約750億円)の契約になると思うと予想。また、どこに移籍するのかについては、居心地の良さからエンゼルス残留の可能性はあるが再契約しなかった場合はこのチームで勝てなかったことが最大の理由だとのべ、契約する可能性が最も高いのはドジャースだと話した。ドジャースは過去10年で9度地区優勝している超名門でプレーオフ進出を狙うのには絶好のチームになる。