大谷翔平選手は名門チームの一員としてメジャー第二章の幕を上げ、先週の土日は異次元の活躍を再認識する日となっている。44本のアーチを描き今シーズンは日本選手で初のホームラン王に輝き「ハンク・アーロン賞」を受賞と日本選手初となった。イチローさんや松井秀喜さんでも手が届かなかった栄冠を掴み新たな伝説の1ページを刻んでいる。先発投手と指名打者の部門でメジャーリーグのベスト8にあたるオールMLBにも選出し、シーズンを終えてからも輝きを増している。大谷選手は新たな本拠地で来シーズンに向けて始動し、青いTシャツ姿で汗を流し始めていた。コービー・ブライアントはロサンゼルスに本拠地を置くNBAのレイカーズで活躍し、約4年前に41歳の若さでこの世を去ったアメリカのバスケ界のレジャンドだった。ドジャースは面談の中でコービーさんの秘蔵映像を大谷選手に見せていた。内容は大谷選手宛てのメッセージで「ロサンゼルスほど勝つのに最適な場所はないし、ドジャースほど勝つのに最適なチームもない」だった。コービーさんのメッセージは大谷選手がメジャーの挑戦をした2017年には用意されていたというが、6年の月日を経て大谷選手に送られている。MLB公式サイトはドジャースのロバーツ監督が現地メディアの取材に大谷選手の外野守備について言及したと報じている。大谷選手の右肘が回復すれば9月にもレフトを守る可能性がありバッティングのみならず外野守備で見せる大谷選手が見られるかもしれないという。