オープン戦ここまで12打数7安打、打率5割8分3厘と絶好調の大谷。昨日のレッズ戦は2番DHで出場。1回ウラ1アウトで迎えた大谷の第1打席。ワンボールワンストライクからの3球目。レフトへの大きな当たりは一伸び足りず。そして4回ウラ第2打席。レフトへの平凡なフライに打ち取られた。その後、雷雨で試合中止ノーゲームとなった。一方で大谷がさらなる進化を遂げるべく取り組んでいるのが持ち前のスピードを生かした走力の強化。2年連続MVPへ。大谷にとって投手としての評価が加味されない今シーズン。ホームランや打率だけでなく出塁後の盗塁もポイントとなってくる。昨シーズンの大谷の盗塁成功率は77%。3%の壁を超えるべく今シーズンから改良を加えたのがリードの構え。注目は右足の位置。両脚が一塁と二塁のライン状に対して平行ではなく右足を後ろに下げている。こうすることでスタートを切る左足の1歩目がベースまで一直線に向かいスピードアップにつながるという。さらに大谷が今年着用し始めたのがサングラス。大谷愛用のスマートサングラスENGO2(エンゴツー)。走行距離・速度・心拍数などのデータをレンズの内側に表示するサングラス。リアルタイムでデータを確認しながらトレーニングができる。CEOは「アスリートは様々な体の動きを計測し後でその情報を分析しますが、このサングラスでは全てがリアルタイムに表示できるので練習を中断することなくより充実したトレーニングが行なえます。大谷選手が使っていると聞いてとても誇らしかったし、とても有名な選手なのですごくビックリしました」と話した。