火曜日のパドレス戦で663日ぶりの復帰登板を果たした大谷翔平。この日は1回28球2安打1失点で降板。二刀流完全復活への大きな一歩を踏み出した。大谷の復帰登板を川上憲伸が解説。川上は「タティス・ジュニアに投じたバックドアのシンカーが新たなスタイルに繋がる」と指摘し、「インコースにくるかアウトコースにくるか打者は難しい。同じ変化球でアウトコースとインコースを両方使うってあまりないこと」と語った。バッターに的を絞らせない両サイドのシンカーが効果的とのこと。従来は大きく変化するボールで空振りを奪っていた大谷だが、このスタイルは球数が増えて体に負担がかかってしまう。復帰後は高速シンカーを打たせて球数を減らす方針でいくのではないかと川上は予想した。