Wシリーズ初戦はカナダ・トロントで行われ、大谷選手はブルージェイズファンから大ブーイングを浴びた。ただ翌日の練習時間にはブルージェイズファンから声援を送られるなど、影響力の高さが伺えた。第2戦のドジャースは山本由伸投手が先発し、4安打・1失点の完投を見せて5-1でドジャースが勝利した。第3戦では大谷選手が2本塁打・3打点の大活躍を見せたものの後半は進行敬遠を連発され、その後ブルージェイズ打線も追いつき、延長18回の末にドジャースがサヨナラ勝ちという劇的な結末を迎えた。またこの際18回で決着がつかなかった場合には第2戦で完投した山本由伸投手がマウンドに上がる予定で、実現すれば105球完投から中1日での登板という異例の事態になっていた。
