「プレゼンのトップバッターを頼むよ」「会話のキャッチボールが大事だよね」野球にたとえるの、なんでなのか。企業の記者会見でも野球用語が使われる。大阪大学・榎本准教授は「テレビが一般家庭に広まり、野球の実況のことばが社会に浸透した、ビジネスの場でも使われるようになったのでは」とコメント。高度経済成長期にモーレツに働く会社員たちが野球選手たちに重ねたのではないかと指摘。野球用語は若い世代若者との共通言語ではなく、コミュニケーションに気を遣うという人もいた。コンサルタント・金澤美冬はサッカーが好き、野球が好きどれを選んだとしても、全員には伝わらない時代としている。