埼玉・杉戸町にある「総合研究所」が原動力となっている。総合研究所はセキュリティーが高いエリアで登録者しか入ることが出来ない施設。まず訪れたのは3D細胞培養の研究開発。この技術を使ってがん患者の組織を持ってきて複製し、抗がん剤を試し、どれが効くか判定をしている。これによりこれまで投与しないと効果があるかないかを判断していのを投与前から判断でき、医療費の削減などに繋げられる。また細胞は通常積み上げるには反発して剥がれてしまうが大阪大学の松崎教授と独自開発した「バイオ材料」で細胞の周りにのりをつけて積み重ねる事ができる。TOPPANでは2000年頃からバイオテクノロジー領域の研究開発に着手していた。3D細胞培養技術は先進医療として2025年度中に申請予定。