坂口氏は制御性T細胞の存在を示す論文を1985年に発表したが、10年ほど研究成果が注目されない時期が続いた。坂口氏は、自分たちの考え方が間違っていないだろうということと生来楽天的なので淡々と仕事を進めていた、試行錯誤するうちに自分の考え方に自信ができて少しずつ周りも認めてくれると話した。妻の教子さんは「論文が落ちても毎日実験をして新しいデータ、面白いデータがあるとワクワクしてその積み重ねでここまできた」と話している。
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