大阪府で、去年10月から、団地酒蔵「足立農醸」を営んでいる足立洋二さん。アメリカ・テキサスでの留学中、和食レストランでアルバイトしていて、日本酒の飲み比べをしたときの反応が良く、「日本酒は今後すごいことになる」と直感したという。帰国後6年間、青森県などの酒蔵で修行した。クラフト酒について、井上は、最初は、日本酒のキレが強いが、後味は酸味が残り、料理の味も邪魔しないなどと話した。クラフト酒は、季節によって、様々なフルーツを合わせているという。足立さんのこだわりは、手作り。酒蔵と併設するバーは、大工と足立さんの2人でDIYした。足立さんは、日本酒づくりに欠かせない米づくりに携わっていたこともあるという。足立さんは、来年は大阪万博もあり、大阪産のフルーツと米で、メイドイン大阪のクラフト酒を作り、地元をアピールしていきたいとしている。東南アジアや南米などにも日本酒を広げ、5年後には、スイスで醸造所を建てることを目標にしている。スイスで飲んだワインに、日本酒との共通点を感じ、スイスでも日本酒が受け入れられるのではないかと考えたという。