東京台東区にある上野恩賜公園。江戸時代から桜の名所として愛され、多くの錦絵に描かれている。この上野の地に建つのが寛永寺。江戸城の鬼門にあたり、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するために建立された。4代将軍・徳川家綱の霊廟が造営されたあと、将軍家の菩提寺にもなり、6名の将軍がここに眠っている。10代将軍・徳川家治もその1人。天明の飢饉など世の中の混乱が続く中、亡くなった。後の将軍や大名は命日や正月などに寛永寺の霊廟を訪れたという。江戸の転換期ともいえる時代に老中・田沼意次を重用した家治は、今も上野から江戸の街を見守っている。
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「天明の飢饉」 のテレビ露出情報
他にもこんな番組で紹介されています…
- 2025年7月6日放送 20:00 - 20:45 NHK総合
- べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～紀行
- 徳川御三家の一つ、紀伊徳川家。この時代の藩主・徳川治貞は8代将軍・吉宗を模範とし、質素倹約に勤めて財政改革に取り組んだ。また、治貞自身も儒学に精通し、学問振興にも力を注いだという。天明の飢饉の時には苦しい財政の中蔵米を放出し、領民の生活のために尽力した。数々の善政を行った治貞の志は、今を生きる人にも共感されるものだ。
- 2025年2月12日放送 22:00 - 22:45 NHK総合
- 歴史探偵（歴史探偵）
- 上杉鷹山は17歳で米沢藩藩主となり、再興を掲げた。自ら率先して倹約に努め、家臣にも命じた。また、家臣の竹俣当綱は植樹計画を立案。実が蝋の原料となる漆は高値で取引されていたが、樹液のほうで目先の利益を得ようとする民草が続出した。さらに、冷夏続きで天明の飢饉が発生し、増加していた人口は激減に転じてしまうのだった。
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