佐藤医師のもとにはこれまで延べ1万人を超える患者が診察に訪れたということ。佐藤医師が天気痛を訴える患者に共通していた項目からチェックリストというのを作った。10個の項目のうち5つ以上当てはまる人は天気痛の可能性があるということ。体調が悪い場合に市販薬飲む方もいるかと思うが、頼り過ぎには注意が必要だと佐藤医師は指摘している。佐藤医師は頭痛などにはほかの病院が要因になっていることもあるのでチェックリストだけで判断せず、受診検査が必要だというふうに話していた。その天気痛、対策をどうしたらいいのか。民間の気象会社が公開している全国の天気痛予報。気圧の変化によって頭痛などの症状が出るリスクを警戒、そして注意、やや注意、安心の4段階で予測している。地区ごとに細かく見られるだけではなく、1週間先までこのように見ることができるサービス外出などの予定を立てるときに活用できるということ。加えて佐藤医師から勧められたのが耳周辺の血行をよくして自律神経を整える簡単な運動。佐藤医師は長引く頭痛は医療機関に受診してほしいと話していたが、その際にカレンダーにその日の天気や症状を記録し、医師に相談することも勧めていた。