ヨーロッパで天然ガスの価格が“じわり”と上昇。取引の指標となる先物価格の推移をみると4月1日(イラン大使館襲撃)以降、上昇。13日、LNGの主要航路であるホルムズ海峡付近でイランがイスラエルに関係のある船舶を拿捕したことなどもあり、17日に33.87ユーロの高値をつけた。一方、ユーロ圏では今、ヨーロッパ中央銀行が6月にも利下げを始めるのではとの見方が出ている。このまま天然ガスの価格が上昇すると、インフレ懸念が再燃して、利下げ判断に慎重になる可能性もある。
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