宮内庁は新年にあたり天皇陛下の感想を発表した。天皇陛下は新年にあたり「今年は戦後80年の節目を迎える。終戦以来、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられた一方で現在も戦争や紛争により世界各地で多くの人の命が失われていることに深い悲しみを覚える。平和な世界を築いていくために人々がお互いの違いを認め合い、共に手を携えて力を合わせていくことの大切さを感じます」などと綴られた。そして「新しい年が我が国と世界の人々にとって希望を持って歩んでいくことのできる年となることを祈ります」と締めくくられた。天皇ご一家は1日に皇居の宮殿で「新年祝賀の儀」に臨まれる。