熊本県天草市にあるシーベジタブルの栽培拠点。先ほどのみりん同様、水中にかごを設置し、とさかのりを栽培している。その中から友廣がつまみあげたのはワレカラ。海藻につく甲殻類の一種で、生態系の底辺にいる生き物だというが、とさかのりを栽培することでワレカラが繁殖。それをエサに周囲の魚が増えていく。実際とさかのりを栽培するエリアには、海藻がない場所の36倍の量の魚が来るように。シーベジタブルは海藻栽培が海の生態系に与える影響について調査、研究を行う団体に協力。今後さらに海面栽培を増やしていくことで海の生態系を再生したいと考えている。