「太陽の表面で発生した太陽フレアの影響で今夜からGPSなどに障害が出る可能性がある」と国の研究機関が注意を呼びかけた。NICT・情報通信研究機構によると8日からきょうにかけて最大クラスの爆発が5回発生。この爆発で放たれたガスがきょう夜から数日の間地球に届くため人工衛星や短波通信に障害が発生したり、GPSの位置測定の誤差が大きくなるおそれがある。過去には航空機に影響が出て航路が変更された事例も報告された。会見を行った情報通信研究機構によると今回は大規模な停電やスマートフォンが使えないことには至らない。