サンゴの一斉産卵が確認されたのは奄美大島と加計呂麻島の間にある大島海峡の水深4mの場所。今月4日午後10時頃奄美海洋生物研究会の興克樹会長が撮影に成功した。直径0.5mmほどのバンドルと呼ばれる卵と精子が一緒に入ったカプセルがサンゴ表面から放出され海の中を漂う幻想的な光景がとらえられている。一斉に放たれたバンドルは 時間が経つと海面で弾けて受精し数日から数週間海を漂ったあと岩などに定着する。奄美大島ではおととし海水温が上昇した影響でほとんどの海域でサンゴの白化現象が確認され、約半分が死滅する被害が確認されたが被害が少なかった大島海峡は周辺の海にバンドルを供給する貴重な海域になっている。
