大阪市内で行われた旧統一教会の集会、解散命令に講義するもので、約1600人の現役信者らが参加した。旧統一教会への恨みで凶行に及んだ山上徹也被告。2022年7月に奈良市内で演説中だった安倍元総理を銃撃し起訴。来週初公判が行われる。山上被告は現在の状況を引き起こすとは思っていなかった。事件を起こしたことが宗教2世の人にとって良かったのか悪かったのかわからないと話した。高知県に住む橋田さんは、妻が旧統一教会に入信し、1億円近くを献金し家庭が崩壊。長男が自殺に追い込まれたとしている。山上被告について橋田さんは境遇が他人事ではないと感じている。また、別の統一教会の2世信者に取材をすると、両親はH司法組織の元幹部で自分も物心ついたときから献金に苦しめられていた。事務所のボードには献金ノルマと書かれており、本人の意思を尊重した世界を超えてやってきた世界はあったと話す。山上被告の母親は1990年代に入信。事件後は奈良県内でひとり暮らしをしている。なぜ家庭が崩壊するまで献金したのか、母親の自宅に直接訪問した。
