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「奈良文化財研究所」 のテレビ露出情報

奈良文化財研究所に保管されている木簡には「堅魚(カツオ)」と記され、伊豆や駿河から平城京へと運ばれていた。運搬するとなると約20日は要する。古代の食文化を研究する三舟隆之特任教授は「塩鰹」に注目。鰹の内蔵をとって塩漬けしたもので、1匹に2kgの塩を使う。切り身をご飯に乗せ、お湯を注ぐと塩味と旨味が抽出されて美味しいという。完成した塩鰹は毎年、富士山に奉納される。かつて、駿河湾では海面が真っ黒に染まるほど鰹の大群が押し寄せ、古代人からすれば命を繋いでくれる天からの贈り物と考えられた。そのため、多くの魚のなかで鰹は特別な存在に位置づけられているという。
平城京跡から出土した木簡から、鰹魚を煎じてスープにしたものを天皇や限られた貴族たちが食していたと読み取れるという。伊豆、駿河の海沿いで土器が多数出土し、採取した成分を分析すると、海由来の生き物であることがわかった。土器でつくった煮汁をさらに煮詰めた「堅魚煎汁」とはどういうものか、三舟特任教授、栄養学に考古学の専門家、カツオのプロフェッショナルの協力のもと、再現を試みた。海水を煮詰めて塩分濃度を上げ、長期輸送にも耐えられるものにしたと考えられる。15%だと常温でも腐敗しにくい。再現実験ではガス、鉄製の鍋を使ったが、古代だと大量の薪、ひび割れのリスクがある土器が使われたと考えられ、かなりの重労働だったと思料される。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年11月12日放送 22:00 - 22:45 NHK総合
歴史探偵(歴史探偵)
奈良文化財研究所に保管されている木簡には「堅魚(カツオ)」と記され、伊豆や駿河から平城京へと運ばれていた。運搬するとなると約20日は要する。古代の食文化を研究する三舟隆之特任教授は「塩鰹」に注目。鰹の内蔵をとって塩漬けしたもので、1匹に2kgの塩を使う。切り身をご飯に乗せ、お湯を注ぐと塩味と旨味が抽出されて美味しいという。完成した塩鰹は毎年、富士山に奉納され[…続きを読む]

2025年9月21日放送 21:00 - 21:50 NHK総合
NHKスペシャル戦国サムライの城 第2集・徳川家康“巨大城郭に秘めた夢”
総延長8キロにおよぶ石垣工事も急ピッチで進められた。工期はわずか9か月。石垣に使われた石を切り出したのは現在の岐阜県海津市の山中。石に穴を空け鉄の矢を打ち込み巨大な石を割る矢穴技法を使い石を切り出していた。現在の研究ではこの矢穴技法が日本に持ち込まれたのは秀吉の朝鮮出兵の際ではないかといわれている。それまで日本の建築物には全くみられなかった矢穴が朝鮮出兵以降[…続きを読む]

2025年8月27日放送 19:00 - 21:00 テレビ朝日
くりぃむクイズ ミラクル92nd 今どきの義務教育Q
若手ナインが今どきの義務教育Qに挑戦。中1の保健、中1の社会、中1の英語、中2の理科、中2の音楽、中3の保健、中3の社会、中3の理科の問題が出題された。若手ナインはは中2の理科のボーナステストに成功し、5ポイント獲得。合計で30ポイント獲得した。

2025年8月24日放送 13:27 - 13:30 TBS
四季折々の贈り物四季折々の贈り物
松根屋の山本社長が、うちわの歴史を語った。奈良時代は、貴族が顔を隠すためにうちわを使っていた。江戸時代には、デザイン性の高いうちわが庶民の間にも普及した。松根屋で子ども達が、うちわを作った。

2025年7月8日放送 13:31 - 13:55 NHK総合
列島ニュース列島ニュースアップ
古代のお酒がどのように作られたのか紹介するイベントが大阪・関西万博の会場で行われた。奈良時代の有力貴族長屋王の邸宅跡から出土した木簡には酒のレシピが書かれていた。このレシピを基に酒を再現する取り組みはこれまでもあったが今回特に着目したのが酒を仕込む瓶。奈良時代は土を高温で焼きしめた須恵器が使われていた。仕込む瓶も当時の須恵器の作り方で再現した。再現した瓶での[…続きを読む]

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