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「女監察医」 のテレビ露出情報

国際ロマンス詐欺は、インターネットで外国人を装い愛のメッセージをささやき女性に恋愛感情を抱かせ、口座が凍結されたなどと言い金を騙し取る悪質な詐欺。井出智香恵さん77歳は、全盛期には同時に6本も連載を抱え、今も連載を持つ現役の漫画家。2018年には「GUCCI」秋冬コレクションに採用されたことも。井出さんがロマンス詐欺に引っかったきっかけは、2018年2月にSNSに届いた1通のメッセージ。送り主は映画「アベンジャーズ」でハルク役を演じたマーク・ラファロと名乗る人物。井出さんは彼の大ファンだった。井出さんの漫画は翻訳され世界中で読まれているため外国人からのメッセージは日常茶飯事だった。やり取りを続け数日後、井出さんは本物なら姿を見せろと告げるとマーク・ラファロと映像を通して会話が出来た。そのため本物と信じ込んだ井出さんは毎日のようにやり取りをするようになった。2ヶ月後マークがプロポーズ、独身の井出さんは快諾したが、2人は直接会ったこともなかった。イタリアの古い風習と言われる「血の誓い」を真似て針で指先を刺して血を出し画面上で合わせ、マークはこの儀式で事実婚をしようと迫ったがこれが悪夢の始まりだった。その後すぐ、撮影で財布を川に落としたから10万円貸してくれと言われた。それからはボランティア活動や口座が監視されて使えないなど何かと理由をつけて金を無心、井出さんは貯金だけでは足りず知人からも借金し半年間送金を続けた。井出さんはさすがに金を返してくれと言うとマークはスーツケースを持った外国人男性2人を井出さんの家によこした。カバンの中に入っていたのは黒い紙で、マークの使いの男は黒い紙5枚を本物の100ドル札に変えた。その後特殊な液体はもうないから今度持ってくる、全て変えれば6億円があなたのものになると言われた。それ以降マークの金の無心はエスカレートしたが6億円が手元にあるから大丈夫と井出さんは高額な振り込みを続けた。井出さんは3年半で7500万円を送ったという。詐欺だと気付いたのは娘からの写真が合成だとの指摘で、写真や動画はディープフェイクという合成技術だった。詐欺だと気付いた井出さんは残った黒い紙を警察へ持っていったがただの紙で偽物だった。国際ロマンス詐欺に巻き込まれないために井出さんは、お金を送らない、誰かに相談することと話した。

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