空き家問題の解決策はないのか。新たな視点でビジネスを始めた女性がいる。神戸市にある「すずらんテラス」は2階と3階がオフィスに生まれ変わっているが、かつて空き家だった。すずらんテラスのオーナーのSOTTO・増田早紀社長は空き家を旅館にする開業サポートの仕事をしている。増田さんが所有者の負担を減らしながら空き家を生かす新しいビジネスを始めた。新しいビジネスの舞台となったのは兵庫・たつの市の空き家。増田さんはこの空き家で賃貸事業を行おうとしている。空き家の借り主が家賃を払うだけで約15年後に家を手に入れることができるという仕組み。所有者は必要最低限の改修のみ行い、借り主は自分のお金でリフォームを行う。所有者は金銭的負担が下がり、借り主は自分好みの家を作ることができる。借り手がローンを組まずに持ち家を入手できる。空き家を未来の所有者につなぐ事業第1回となる今回は増田さん自身が空き家の所有者になり、事業の実現性を検証する。負の遺産を見られがちな空き家を放置させずに生かす道はないのか。固定観念にとらわれない柔軟な視点が求められている。
