愛知県刈谷市で、道路の陥没リスクを調査する市の職員に同行した。市の公用車に設置したカメラには、AIが搭載されていて、撮影した映像をAIが解析し、穴の大きさや位置情報を表示して、陥没リスクがある場所を特定する。AIを導入することで、場所の特定がしやすくなり、現地に行っても時間削減になっているという。Aiが検知した現地に行き、その場ですぐに復旧に取り掛かる。作業が効率化されたことで、市内の道路全775万キロを職員6人で守れるようになりつつある。このシステムを開発した自動車部品メーカーは、道路陥没の予兆を含め、発見・予防ができるとしている。国交省によると、全国の道路陥没は年間約1万件で、1日に30件ほど起きていることになる。都市部での道路陥没の原因の4分の1が下水道管などの老朽化だという。現在は、地下から伸びる管に耳をあて、水道管を流れる水の音を聞き分けて、異常がないか確認している。人工衛星で観測した地表面の温度や地形のデータから、地上での様子を把握し、総合邸にAIを使って分析する技術によって、地図に漏水リスクを表示できるシステムもある。地面の温度の高低差が大きく変化すると、地中の水道管に大きなストレスがかかり、破損の原因になるという。人工衛星を用いて、地表面温度の高低差が大きいエリアを洗い出しているという。各自治体が把握している水道管の素材や設置年などの情報をAIに解析させることで、総合的に漏水リスクがある場所を5段階で判断しているという。
