世界で激化する宇宙開発競争。ロケットリンクテクノロジー・三浦政司共同創業者(JAXA宇宙科学研究所准教授)のもと、ある技術の開発が進んでいた。長年、固体燃料ロケットイプシロンの開発責任者を務めた森田泰弘氏とJAXAのメンバーとともに2023年、ロケットリンクテクノロジーを起業。JAXA発の宇宙ベンチャーが今、開発を進めているものとは新しい固体ロケット燃料の技術を使い、新しいロケットをつくる。これまで40年もの間、大きな改良をせずにきたという日本の固体燃料。LTP(低融点熱可塑性固体推進薬)について。大幅なコストカットが見込める新固体燃料ロケット。最終的には従来よりもはるかに安い5億円ほどでの打ち上げを目指している。すでに小さなテスト用ロケットでの飛行試験が始まっていて、今年3月には高度5kmまで打ち上げることに成功。新固体燃料ロケットのターゲット。大量の衛星を連携させることで通信や情報収集などに活用する衛星コンステレーション。
住所: 東京都調布市深大寺東町7-44-1
URL: http://www.jaxa.jp/
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