江藤拓農水大臣は昨日、コメの値上がりを抑えるため新米が出回る前の7月まで毎月備蓄米を放出すると発表。そのうえで、再来週には3回目となる10万トンの入札を実施。備蓄米を巡っては、これまでに2回にわたり21万トンが放出されているが、スーパーでのコメの平均価格は5キロあたり4206円と13週連続で値上がり。専門家は現在の状況について、実際備蓄米が放出された先にはスーパーだけでなく中食外食もあるため、スーパーにはコメが回ってこなくて価格が下がらないというような状況となっているという。備蓄米を7月まで放出する効果について、なかなか価格は下がらないと予想。一部の業者は助かる一方、スーパーに流通しない分価格の高止まりは続くという。