きのう、宇野昌磨自身のSNSで現役引退を発表した。宇野選手がスケートを始めたのは5歳の時。地元のリンクで出会った浅田真央がきっかけとなり、スケート人生を歩み始めると、2009年に出場した全日本ジュニアでは、将来性豊かな演技で3位に。その時の1位は当時14歳の羽生結弦。この頃の憧れ選手は高橋大輔。高橋大輔は幼少期の宇野選手の印象について「スケーティングの滑りが小さいときから質が高かった」などと語った。初出場した平昌五輪では、高橋さんを上回る銀メダルを、北京五輪では銅メダルを獲得。それでも今年1月、3連覇がかかる世界選手権を前に宇野選手は「自分のやりたいことと目指さなければいけないもののちょっとしたズレから難しいなと思う心境をこの2年間すごすことはあった」などと話した。そして今年3月の世界選手権で、3連覇は果たせなかったが、ショートプログラムで今季世界最高得点をマーク。宇野昌磨は今月14日に記者会見を開き、現在の心境や今後について語る予定。引退について、羽生結弦からフジテレビに「これからもまた楽しみがたくさんありますように」などとコメントをもらった。