石破総理大臣は、先月、南米を訪問した際、米国のトランプ次期大統領との会談を模索したが、トランプ氏側から、来月20日の就任前に各国首脳との正式な会談は行わない方針を伝えられたことなどから、見送った。このため政府は、両氏の会談時期について、トランプ氏側と調整を続けている。こうした中、政府関係者によると、トランプ氏側から就任前の来月中旬に、米国で会談を行えないか打診があったという。石破総理大臣は、来月上旬から予定している東南アジア訪問の日程や、通常国会の召集日などを踏まえて、米国を訪問するか判断するものと見られる。一方、石破総理大臣は、トランプ氏が先に安倍元総理大臣の妻の昭恵さんと面会した際に言づけた書籍を関係者を通じて受け取ったという。