日米首脳会談の会見で笑いをとっていた石破総理。トランプ大統領も絶賛していた。日本時間のきのう未明に行われた石破総理とトランプ大統領の初の首脳会談。その裏には安倍元総理の通訳の存在があった。トランプ大統領就任後の対面会談はイスラエル・ネタニヤフ首相に続き2人目。2016年安倍総理は大統領選挙後の会談時に、土産に「金色のゴルフクラブ」をトランプ大統領に贈っていた。今回、石破総理の土産は地元、鳥取県にある老舗人形展の「亜麻色縅満天金星兜」16万8000円だった。さらに会談では石破総理の口から大きな土産「日本の自動車メーカーいすゞという会社があるが、近々合衆国に工場を建設し、多くの雇用を作るということを決定した」ということも伝えた。んな石破総理をサポートしたのが通訳を担当した外務省幹部職員・高尾直さん。前回のトランプ政権時に安倍元総理の通訳を務めており、ゴルフ外交時には一緒にカートに乗り込み通訳していた。トランプ氏からも「小さな総理大臣」と呼ばれるほど信頼されていた。共同記者会見ではトランプ氏が軽いジョークを飛ばせば、石破総理もトランプ氏の印象について発言し、会場から笑いが起こった。日本製鉄による“USスチール買収計画”問題。トランプ大統領も買収に反対していたが「買収ではなく投資」と発言し来週、日本製鉄トップと会い「詳細を調整する」と説明。石破総理に記者からの「関税をかけることで有名な大統領なんですが、もしアメリカが日本の輸入品に関税をかけたら日本は報復措置を取りますか?」という質問には「仮定のご質問にはお答えいたしかねます、というのが日本の定番の国会答弁でございます」と小粋なジョークで会場の笑いを誘った。石破総理。トランプ大統領はお互いのことをなんと呼ぶのか。