自民党の高市新総裁は党・閣僚人事を巡って女性を積極的に起用し、過去最多となる見通しであることが分かった。高市氏は今日も人事を練っていて、政調会長と選挙対策委員長に女性を登用する方向で検討に入った。関係者によると上川陽子前外相や有村治子両院議員総会長の起用案が浮上していて、総裁選で争った小泉氏は農水大臣以外の閣僚に起用する方向で調整しているとみられている。また小林鷹之元経済安保相は重要閣僚の処遇方針で、林官房長官も要職で起用したい考えだとみられている。一方高市氏は連立政権構築に向けて国民民主党を軸に早期協議を進めたい考えで、ある程度時間が必要なことから来週15日で調整されていた臨時国会の開会が後ろにずれ込む可能性も出てきている。