来月投開票が行われる東京都知事選挙に元衆議院議員の小林興起氏が立候補する意向を表明した。また、小林氏はインターネットを活用するなどして、選挙に関心のない人たちの支持も取り込みたいという意向を示した。小林氏は80歳。旧通産省の勤務を経て、1990年の衆議院選挙で初当選し、5回当選した。郵政民営化に反対し自民党を離党したあと、民主党などを経て、現在は政治団体の代表を務めている。一方、自民党東京都連はきょう会合を開き、都知事選挙では現職の小池知事が立候補した場合は、支援する方針を確認した。東京都知事選挙には現職の小池知事が立候補に向けた調整を進めているほか、蓮舫参議院議員、広島県安芸高田市の元市長、石丸伸二氏、タレントの清水国明氏、航空自衛隊の元航空幕僚長の田母神俊雄氏など、これまでに合わせて40人以上が立候補の意向を表明している。都知事選挙は今月20日に告示され、来月7日に投票が行われる。