”ド派手チラシ”について宮根さんは「最初のポスターだとなかなか読まないよね。だったらこっちの方が『何だこりゃ』ってなる」などとコメントした。”ド派手チラシ”を作成した理由は2011年~3期連続で無投票となった議員のなり手不足。傍聴席も50席あるものの来たのは数人と議会に無関心な人が多いため。そんな中、片山町議が「議会に興味を持ってもらうためインパクト重視で作った」「自分が生活していてパッと目に入るものを参考にした」とのこと。街の人からは「ふざけすぎじゃないか」という声もある一方、「これなら見ちゃう。面白そう」という意見も。”ド派手チラシ”により去年4月に定員12人のところ14人が立候補し、16年ぶりに選挙戦が行われた。さらに傍聴席もほぼ満席となった。全国の町議・村議の無投票割合は年々増加しており、現在は3割近くとなっている。嵩原さんは「なっている人も無投票で誰にも注目されていないので、大事なことをスッと流してしまいそうになる。そういう意味でこういうやり方はすごく良いと思う。デザインが本当に良く出来ている」などとコメントした。兵庫県宝塚市では去年4月の投票率が39%で全国平均の44%よりかなり低かった。そんな中、宝塚市消防本部と選管がコラボし、インスタグラムで「投票箱が軽すぎてトレーニングになりません。みんな、選挙に行こう。みんな、僕を助けて」といったユニークな内容の投稿をした。嵩原さんは「ほのぼのとして手作り感満載ですが、これが流されることでまた注目を集めますからね」などと言った。