本能寺の変を描いた映画「首」。メガホンをとった北野武監督が日本外国特派員協会で会見を行った。記者からジャニー喜多川氏の性加害問題について質問されると、「いろいろうわさも聞くし、自分たちにとってはそういう世界にいたら、それは当然あるだろうなとしか当時は考えていなくて。最近になってそういう問題が世界中大きな問題になるというのは時代の流れかなと思う」などと話し、宝塚歌劇団に所属する25歳の劇団員が急死した問題など、今の日本の芸能界について「パワハラは少しはあるが前ほどひどくない。古典芸能などには作法とか礼儀にうるさかったり、今の日本はその入れ替え時」「新しいエンターテイメントの世界ができつつある」などと持論をのべた。