年末年始国内旅行が堅調、ピーク日・人気観光地回避。宿泊費の高騰に加え、平均旅行日数や複数の交通機関を使って遠方へ旅行する人が増え1人あたりの旅行費用を押し上げた。旅行日数は1泊2日の計画が最も多いものの、2泊3日や3泊4日が23年度より増えた。ただ厚生労働省によると実質賃金は9月まで2カ月連続で前年同月を下回っている。ホテルや飛行機代が上昇するピーク日や人気観光地を避ける傾向も出ている。専門家は「定額減税や賃上げで旅行やレジャーへの消費志向は上昇傾向だが実質賃金の減少や旅行費用の高騰で限られた予算で節約をしながら旅行を楽しむ人が増えるだとうと述べている。(日本経済新聞)