航空業界でも深刻な問題となっているのがカスタマーハラスメント“カスハラ”。全日空と日本航空はカスハラへの対策を共同で発表。悪質な行為の実態も明らかにした。両社はカスハラ行為を9つに分類。暴言、大声などに加え過剰な要求、業務スペースへの立ち入りといった行為があれば会社として対応に当たる他、エスカレートした場合これまで同様、警察に連絡するという。昨年度、全日空と日本航空で確認されたカスハラは報告があっただけでそれぞれおよそ300件。中には接客の機会が多い航空業界ならではのカスハラも。2社は快適な空の旅を提供するため今回の方針を航空業界全体に広めていきたいとしている。