秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さまは、国立の総合大学、筑波大学に進学されることになった。宮内庁によると、筑波大学附属高校3年生の悠仁さまは、幼いころから関心を持って研究を続けてきた自然誌の分野が学べる筑波大学の生命環境学群生物学類の学校推薦型選抜の入試を先月受けられ、合格が発表された。悠仁さまは、赤坂御用地などでトンボ類の生態調査を続けていて、去年、成果を研究者らと共著の論文にまとめて発表された。ことしは昆虫に関する世界最大規模の学術会議にも参加されている。悠仁さまは、戦後の皇族で初めて、小学校、中学校、高校といずれも学習院以外の学校で学び、来年4月からは筑波大学に通われることになった。宮内庁によると、去年、学校行事の一環として筑波大学を見学し、その後、独立した学群で生物を中心とした分野を専門的に学べることや、昆虫に関する研究室があることなどの特色にひかれて気持ちを固め、受験を目指されてきたという。宮内庁によると、合格を受けて、悠仁さまも秋篠宮ご夫妻も安どされているという。