岩手県宮古市で旅館を経営していた佐々木美津子さんは去年10月、会社の破産を申請した。旅館は津波で全壊したがグループ補助金約1億6000万円を活用して2年後に再建した。震災前より売上を伸ばす時期もあったが、その後台風で建物が浸水、新型コロナで売上はピーク時の半分にまで落ち込んだ。佐々木さんは介護施設への転換も検討したという。しかし、施設の目的外利用にあたり、補助金の一部返還を求められるため、事業継続を断念した。
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