2011年の東日本大震災からきのうで14年、各地では鎮魂の祈りがささげられた。きのう、宮城、福島、岩手の被災地は鎮魂の祈りに包まれた。東日本大震災による死者は1万5900人、行方不明者は2520人で、災害関連死は3808人に上る。あの日から14年。きのう都内、追悼の祈りを込めて打ち上げられた「3.11防災花火」は災害時、避難場所に指定されている場所から打ち上げられた。避難場所の設置距離と花火がきれいに見える場所の目安が2km以内であることから、避難場所を知るきっかけにしてもらう花火でもある。震災を風化させない。未来の防災につなげる取り組みも始まっている。