今月8日、南海トラフ地震臨時情報巨大地震注意の発表があり、各地でコメの買い込みが発生。大阪府では小売店8割でコメが品切れ。宮城県ではJA仙台直売所に1家族1袋に限定して販売。全国のコメの在庫量は156万tで、25年間で最少だという(6月時点)。去年の猛暑で収穫量が減少したことや、地震・台風に備え買い込み需要が増えていることが品薄の原因だという。山梨・北杜市のコメ農家では全国から問い合わせが相次ぎ、1週間ほど前倒しして収穫した。半分ほどしか商品にならないため収穫量は減るという。宮城県県米づくり推進本部によると、「ひとめぼれ」の生育状況について、刈り取り時期が平年に比べ、1週間程度早まる見込みで、収穫を早めるよう呼びかけている。