あす初日を迎える名古屋場所では、史上初の3人同時の大関昇進が注目されている。愛知・豊田市のとある稽古場には宮城野親方がいた。宮城野親方が推してもよし組んでもよし、何でも出来ちゃう、相撲のセンスは抜群だと評価するのは、宮城野部屋の伯桜鵬。強さの原点について伯桜鵬は「初めはサッカーをしていてスピードだったり足技もサッカーが生きていると思います」と語っていた。軽快な足さばきが伯桜鵬の強さを支えるポイント。さらに先輩力士を研究し自分のものにする吸収力も強さの秘密。伯桜鵬は、師匠を常にまねしてきているんで、インタビューも師匠を参考にしていたら、声まで似てきちゃって、と明かし、モノマネを披露した。一方で「師匠から伯桜鵬のサインが汚すぎる」と言われたといい苦手としているのが、サイン。明日、令和の怪物が舞台に立つ。