今月8日、宮崎県で震度6弱の揺れを観測した地震を受けて発表された南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」。地震発生から1週間となった昨日、呼びかけの期間は終わった。ただ、南海トラフ巨大地震は以前から高い確率で起きるとされているため、引き続き備えが必要。過去の世界の事例では、最初の地震が起きたあとに、時間の経過とともに大規模地震が発生する可能性は低下していく傾向があるものの、最初の地震から1週間以上たった後に、大規模地震が発生したこともあるという。南海トラフ巨大地震は、マグニチュード8から9クラスの地震が今後30年以内に70%から80%の確率で起きるとされている。