今月8日に日向灘でおきた震度6弱の地震をうけ、今月15日まで南海トラフ臨時情報が出されていたが、気象庁によると、日向灘への地震の回数は減少してきているという。今月8日に日向灘でおきた震度6弱の地震をうけ、気象庁などは南海トラフ地震の想定震源域で大きな地震がおこる可能性が平時に比べ高まっているとして、初めて南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」を出し、今月15日までの間、特に注意を呼びかけていた。気象庁によると、その後、日向灘で地震の回数は減少してきていて、8月13日以降、きのうまで震度1以上の地震は発生していないという。また、想定震源域で地殻変動の特段の変化を示すデータも観測されていないとしている。ただ、南海トラフ沿いでは今後30年以内に大地震が発生する確率が70%~80%と高い状況にかわりは無く、気象庁などは日頃からの地震の備えを再確認するよう引き続き求めている。