マダニが媒介する感染症・SFTS(重症熱性血小板減少症候群)の治療薬として新型インフルエンザの治療薬「アビガン」を使用することを厚生労働省の専門部会が了承した。正式に承認されれば世界初の治療薬になる。富士フイルム富山化学が開発したアビガンは、ウイルスの増殖を抑える作用があるとされている。国立感染症研究所によると、SFTSは重症化すると多臓器不全を引き起こし国内での致死率は27%だという。
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